「服の数は多いのに、着たい服がない」「毎朝のコーディネートに時間がかかる」——そんな悩みを感じたことはありませんか?
洋服は、ただ数を揃えれば解決するものではありません。むしろ、選択肢が多すぎることで迷いが生まれ、ストレスになってしまうこともあります。
そこでおすすめしたいのが、「少ない服で印象を整える」という考え方。とくに仕事着だけを固定化するという工夫は、日々の服選びをシンプルにしつつ、きちんとした印象を保つ方法として有効です。
なぜ「服が多いのに迷う」のか?
クローゼットには服がたくさんあるのに、なぜか「着たい服がない」と感じてしまう。その理由の多くは、服の数や種類ではなく、選びやすさにあります。
- 組み合わせが多すぎて選択疲れが起きている
- その場の勢いで買った服に統一感がない
- 本当に自分に似合う服が少ない
このように、数が多いことが逆に負担になっている場合もあります。だからこそ、量を減らし、自分に合った“少数精鋭”の服を厳選することが、シンプルなワードローブへの第一歩になります。
まずは仕事着を「固定化」してみる
「毎日同じ服を着るなんてつまらない」と思うかもしれません。ですが、毎日の服選びに迷いがなくなることは、思った以上に大きなメリットがあります。
私服すべてを固定化する必要はありません。まずは仕事用の服だけをルール化するのがおすすめです。
「制服化」もしくは「選択肢を絞る」
制服化というと、毎日まったく同じ服を着るイメージがあるかもしれません。しかしここで提案したいのは、「制服化」もしくは「選択肢を絞りある程度のパターンを決めておくこと」2〜3通りのコーディネートを用意しておくだけでも、朝の支度はぐっとラクになります。
おすすめは「セットアップ」
- セットアップ:上下が揃っているのでコーデに迷わない。色や素材を変えればバリエーションも出せる。
- 色はベーシックなネイビー・グレー・ベージュ系で揃えると、自然と印象にまとまりが出る。
これらは出勤スタイルはもちろん、オンライン会議にも適しており、シンプルでも“きちんと感”を演出できます。
また、セットアップだとスーツに近いフォーマルな印象で、毎日同じ服を着ている感があまりでないのもおすすめ。
少ない服でも印象を整える3つのコツ
少ない服で印象を整えるためには、見た目の「清潔感」と「統一感」を意識することが大切です。
1. 色を絞る
- 自分に似合うベースカラーを3〜4色に限定
- 色を絞ることで、すべての服が組み合わせやすくなる
たとえば、ネイビー・白・ベージュ・グレーなどで揃えると、コーディネートが自然とまとまります。トレンドカラーを取り入れたいときは、小物で加えるのが◎。
2. 素材で「きちんと感」を出す
- シワになりにくいポリエステル混やウール素材
- とろみのある落ち感のある素材を選ぶ
素材感は印象を大きく左右します。カジュアルなデザインでも、素材が上質であればきれいめに見せることができます。
3. 小物や靴で印象を変える
- 同じ服でも、ストールやアクセサリーで雰囲気を変えられる
- 靴・バッグ・時計などは少数精鋭で良質なものを
小物は少ない服の着まわし力をアップさせる大事なアイテムです。無理にたくさん揃えず、季節ごとにお気に入りを使い切る感覚がちょうどよいでしょう。
固定化することで得られるメリット
- 毎朝の「何を着るか問題」がなくなり、時短になる
- 仕事モードに自然と切り替えられる
- ムダな買い物が減り、出費も抑えられる
「服に悩まない」というのは、意外なほど心を軽くします。日常の小さなストレスが減るだけで、気持ちに余白が生まれるのです。
休日服は“ゆるく、自由に”が正解
すべての服を固定化してしまうと、かえって窮屈に感じる人もいるかもしれません。そんなときはオンとオフでルールを分けるのがおすすめです。
休日は好きな服を自由に楽しむ。その「余白」が、暮らしにバランスを与えてくれます。
大切なのは「全部を減らす」ことではなく、「迷いを減らす」こと。服が少なくても、自分らしさや心地よさはしっかり表現できます。
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