ミニマリストに憧れて本を読んだりSNSで情報を集めてみたものの、「結局、何から捨てればいいのかわからない……」。
そんなふうに悩んでいませんか?
僕もまさにその状態からスタートしました。情報は溢れていても、実際に行動するとなると迷いが多くて進めない。
そこで今回は、断捨離初心者がつまずかないために知っておきたい基本と、僕自身が「手放してよかった!」と実感したモノを10個、体験談を交えてご紹介します。
なぜ「手放すモノ」を明確にする必要があるのか?
断捨離を始めるとき、いちばん最初にやるべきことは「手放す基準を決めること」です。
基準がないと毎回迷って疲れてしまい、片付けが進みません。
明確な基準を持つと、次のようなメリットがあります。
- 家全体を俯瞰して見られるようになる
- 「高かったから…」という感情のブレを減らせる
- 時間や思考の断捨離にもつながる
モノを手放すという行為は、単に空間を空けるだけでなく、自分の過去や執着を見つめ直す行動でもあります。
初心者がまず手放すべき10のモノ
以下は、僕が実際に手放してよかったと感じたモノたちです。
1. 使っていないガジェット類
古いスマホ、充電ケーブル、使わなくなった周辺機器など。「いつか使う」はほぼ来ません。メルカリに出すと意外と需要があります。
2. 読み終えた雑誌や本
内容が古かったり、今の自分には響かない本は手放してOK。手元に残すのは「何度でも読み返したい本」だけに絞ると心地よくなります。
3. ボロボロのタオルや靴下
肌に直接触れるものこそ、質の良いモノを。見た目も気分もスッキリするので、最初に取り組むのにおすすめ。
4. 「高かったから」捨てられないモノ
値段を基準にするのではなく、「今、使っているかどうか」が判断ポイント。過去のお金ではなく、今の暮らしを大事にしましょう。
5. ノベルティグッズや紙袋
無料でもらったモノたちは、意外と場所を取っています。必要になったときに1つ買えば十分。
6. サイズが合わない服
「痩せたら着る」は永遠の未練に。今の自分にフィットする服だけで十分。クローゼットが一気に整います。
7. 使っていない2軍コスメ
「とりあえず持ってる」アイテムは期限切れになりがち。お気に入りの数点だけに絞ることで、日々のケアが楽しくなります。
8. 使わない雑貨やインテリア
「おしゃれだけど使っていない」モノたちは、視覚的ノイズになっていることも。空間を空けると、気持ちも整います。
9. 古い書類や取扱説明書
必要なものはスキャンしてクラウド保存。紙類を減らすと管理がラクになり、探し物の時間も減ります。
10. 不要なスマホアプリやサブスク
スマホの中も意外と散らかりがち。使っていないアプリや無意識で続けているサブスクは、整理して心の余白を。
断捨離して変わった3つのこと【体験談】
1. 片付け・掃除が圧倒的に楽に
モノが少ないと、そもそも散らからない。掃除も収納もシンプルになり、「片付けなきゃ…」というストレスが激減しました。
2. 心に余裕が生まれた
視界に入る情報が減ると、思考のノイズも減ります。何もしていない時間に、ちゃんと休めるようになりました。
3. 自分の価値観がクリアに
「なんとなく持っていたモノ」を見直す中で、自分にとって本当に大切なことが見えてきました。持ち物は、自分の価値観を映す鏡です。
まとめ|迷ったら「今の自分に必要か?」で決めよう
断捨離は、完璧を目指すものではありません。
「今の自分に本当に必要か?」と問いかけるだけで、判断はぐっと楽になります。
まずは一つ、今日できることから始めてみましょう。
ミニマルライフは、小さな一歩の積み重ねから始まります。
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